漫画「ギャングキング」完結記念ブログ

こんにちは。アチャレッドです。

今回は17年の連載を終えて完結した漫画「ギャングキング」をこの完結したというタイミングで紹介しようかなと思います。

 

 

 

 

 

 

ギャングキング

ギャングキング(37) (イブニングKC)

ギャングキング(37) (イブニングKC)

  • 作者:柳内 大樹
  • 発売日: 2021/05/21
  • メディア: コミック
 

この漫画は簡単に言うと、自分で自分の体に彫り物を彫った少年、和彫りのジミーの成長を描いた不良漫画です。

 

始まりは少年画報社の「ヤングキング」にて連載を開始し、その後講談社の「マガジンSPECIAL」→「別冊少年マガジン」→「イブニング」と数度移籍して、遂に完結しました。

 

ヤンキー漫画では以外にも珍しく、主人公の和彫りのジミーは喧嘩に興味がないという少し異質なところが魅力です。

しかし流石ヤンキー漫画、ジミーちゃんと喧嘩強いんです。

ただ、物語の半分以上でジミーは別に最強というわけではなく、寧ろ悩みながら抗争に巻き込まれていきます。

極め付きはやはり20話でのピンコとの出会い。この出会いが物語の根幹になり、ジミーの人生観を大きく変えます。

45話「力」ではピンコの力の模索についての話で少し考えさせられました。

ギャングキングは喧嘩で勝つ負けるの爽快感よりも不良と呼ばれる者たちの生き様と悩みの物語何じゃないかなと思います。

ちなみに私が一番好きなキャラは108話辺りで出てくる妖怪人間ヘドロベロことベロですね。

ジミーやピンコと同等レベルの力を持ち、昔はピンコにも勝るとも劣らないカリスマも持っていたベロは、夢を持つジミーのもう一つの未来のようなキャラとして登場しました。

世界一の彫師になるのが夢のジミーにとって夢を一度諦めて高校にすら行かず働くベロはある意味での対比のような存在ですね。

絡み自体はありませんでしたがそういう意味ではユートピアを目指すピンコにとっても別の未来に見えますね。

ベロとチャンべの友情もいいんすよ。

あと好きなのはキンタくんですね。

ハマー編で登場した俺がハマーだ率いるサワ校の裏番的な存在であるキンタくん。

何が好きかってとにかく好きです。単純にカッコいいんですよね。

黒髪の時も良かったですが金髪になったキンタくんはマジカッコいいんです。

サワ校組はバラ学のメンツに負けない魅力を持ってますからね。

ベロ編とハマー編好きです。オススメです。

因みにベロ編のベストバウトは個人的にベロ対サイコだと思ってます。

ハマー編ではキンタくん対バンコですかね。カッケーっす。

 

そろそろギャングキング未読の方もお気づきでしょうがこの漫画、キャラクターの本名はほぼ登場しません。

ニックネームというか通り名と言いますか、それぞれのキャラ名が二つ名なのです。

ジミー、バンコ、サイコ、キャンディ、ゾンビ……etc

因みに一番好きなネーミングはマホニーです。

ダルマ団地のマホニー好きです。

異名付きだと死神サリーが好きですね。

それぞれカッコいい名前があってそこも魅力の一つだと思います。

 

そんなギャングキング、完結し、最終巻となるであろう37巻は5/21頃発売だそうです。

ギャングキング凄面白くていい話なので是非読んでみてください。

 

 

 

 

因みに作者柳内大樹先生のSUBARASHIKI KANA JINSEIシリーズ2冊もオススメです。

幸っちゃんさん (ヤングキングコミックス)

幸っちゃんさん (ヤングキングコミックス)

 

こっちも是非読んでみてください。

 

 

 

以上!漫画「ギャングキング」完結記念ブログでした。